「いろいろな勉強法があって何がベストの勉強法かわからない」
「スクールに通わないとNSCAの資格が取れないんじゃないか」
「独学で合格した人の勉強法を参考にしたい」
あなたは上記のようにお悩みではないでしょうか?
Koalaも勉強する前はあなたとおなじで何から手を付ければいいかわからない状態でした…
スクールに通うべきか本気で揺れ動きました。。。
しかし、これからご紹介する勉強を実践したら、スクールに通うコストを抑えて一発で合格することができました!
1日約3時間×週5回×2か月=約120時間の勉強時間で114問正解のスケールドスコア82点(97問正解、スケールドスコア70点が合格ライン)で合格!
Youtube、ブログなどNSCA-CPTを独学で勉強した方の勉強方法を”ググり通して”導き出した再現性のある勉強法を以下記事にまとめました。
これからNSCA-CPTを受験する方はぜひ、参考にしてください!
以下の勉強法を試して確実にNSCA-CPT合格してトレーナー人生をスタートしていきましょう!
もくじ
NSCA-CPTとは?
NSCA-CPTとは健康と体力のニーズに関して、評価・動機づけ・教育・トレーニングやコンディショニング全般の指導を行う、優れた専門的能力をもつ人材を認定する資格です。
指導対象者はアスリートだけでなく、年齢・性別・経験を問わず幅広い層に対してトレーニング指導を行います。そのため、NSCA-CPTはトレーニングの知識に加え、医学的、運動生理学的な専門知識とトレーニングの指導技術が必要となります。パーソナルトレーナーのほか、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者、理学療法士、柔道整復師などがNSCA-CPTを取得しています。
引用:https://www.nsca-japan.or.jp/exam/certification/
出願するための条件
- NSCAジャパン会員である(13,200円)
- 満18歳以上
- 受験料の支払い(46,000円)
- 高等学校卒業者または高等学校卒業程度認定試験(旧:大学入学検定試験)合格者
- 有効なCPR/AEDの認定者(*)
引用:エラー
テストに出願するためにも上記のような条件があり、必要書類をNSCA本部へ郵送する必要があるので、時間に余裕をもって出願しましょう!
NSCA本部へ提出する書類は以下の書類です。
・1年以内に発行された高校卒業以上の卒業証明書類(原本)
・CPR/AED認定書のコピー
CPR/AED認定書とは心肺蘇生や胸椎圧迫、AEDの取り扱いが可能である旨を証明する書類のことです。
消防署や日本赤十字社で救命講習を受講することで取得することが可能です。
この認定証も発行してもらうまでに時間がかかるので、出願を決めたら早めに取りましょう!
救命講習は予約が埋まりやすく、認定書受け取りまでに時間を要するので、計画的に受講しましょう!
用意するアイテム
koalaが試験対策に使用していたアイテムは以下4点ありますので、ご参照ください!
- メルカリ問題集2021年度版
- NSCA会員限定動画(有料版)
- NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識(教科書)
- NSCA会員限定動画(無料版)
※公式問題集はなくてもOK
メルカリ問題集2021年度版
NSCAの公式問題集は答えに対する解説がなく、値段が9,900円と高かったりとコスパが悪いとの情報を得ていたのでkoalaは公式問題集は購入しませんでした…。
その代用品として、メルカリやヤクオフなどで販売されているオリジナル問題集2021年度版を使用しておりました。
作者がNSCAで勤務経験があることから、以下のようなメリットがありました!
・解説が運動初心者にもわかりやすいほど丁寧
・試験本番でも似たような問題が数問出題された
・問題数が多いので試験範囲を網羅
・問題慣れすることができる
なかにはこのテキストのみで試験に臨み合格した人もいるみたいですが、テキストにないような問題形式の問題も出題されていたので、このテキストのみで合格は厳しいのでしょう。
それに受験料46,000円を賭けにするようなマネは絶対にやめましょう!
NSCAパーソナルトレーナーのための基礎知識(教科書)
会員価格11,880円とかなり値は張りますが試験合格には必須アイテムとなります!
700ページ近くあり、ボリューミーな書籍となっておりますが、論文付きでの解説など有益な情報が満載です。
資格取得後のトレーナー人生またはトレーニングの質を大きく底上げしてくれる一冊となっておりますので、値段以上の価値はありますよ!
試験はこの教科書に書かれているものからも出題されますので、読んで終わりではなく、「なぜこうなるのか」という内容までしっかり理解すると本番の応用問題にも対応できるようになります!
ちなみにshofitnessのshoさんの動画で紹介される線形ピリオダイゼーションや漸進性過負荷の法則もNSCAの教科書を参考にして作られるいるようですよ。
NSCA会員限定コンテンツ動画(有料)
・教科書を読んだだけではわかりづらい内容の解説
・練習問題が各動画に設けられていている
NSCAの会員になるとマイページからセミナー形式の9つある会員限定動画の購入が可能になります。
メルカリ問題集でカバーされていない項目が動画内にでてきますが超重要なのでしっかりと暗記する必要があります。
また、動画内で練習問題が出題されるのですが、試験本番でも似たような問題が出るので、試験合格に必須というわけではないですが、有料動画を視聴したほうが試験本番での取りこぼしは少なくなるでしょう!
Youtube内にサンプル動画があるので、参考にしてみてください!
NSCA会員限定コンテンツ動画(無料)
こちらはNSCAの会員になるとマイページ内で無料で視聴できる動画です。
教科書だけでは理解しづらいプライオメトリック運動やスピード&アジリティ、パワークリーンやスナッチなどのパワーエクササイズを無料で視聴できます!
この無料動画は試験本番で頻出されるビデオ問題の対策に大いに役立ちました!
特にプライオメトリックは出題傾向が高くなってきているので教科書や動画で紹介されている種目は必ず動作確認をしておきましょう!
公式問題集はなくてもOK
・答えに対する解説が皆無
koalaが購入しなかった理由は値段が9,900円と高く、解説が皆無とのことだったので、購入しませんでした…。
ただ、人によっては以下の勉強方法で重宝したという声もあったので紹介しておきます。
「問題集に付属しているビデオ問題が有用だった」
「試験本番の雰囲気に慣れることができた」
「間違えた問題を教科書に戻って調べる⇒意味を理解する」
勉強の進め方
②会員限定有料動画を視聴する
③わからない項目は教科書を読んで理解する
④スキマ時間を利用して暗記事項、会員限定無料動画でプライオやアジリティの動作チェック
ここでは暗記事項(ex,冠状動脈疾患の危険因子、テストの順番などなど)をノートに書きだし、わからないところをしっかりと理解するように努めましょう!
メルカリを1周したら、2周目3周目と問題演習や間違えた問題の復習をこれから紹介する②③④の勉強と並行して受験まで継続していきましょう!
②メルカリ問題集と重複する項目もあり、記憶の定着&テスト頻出問題を解くことができます!
NSCAが制作している動画ということもあって、本番に近い問題もいくつかあるので、ここで出題された問題は必ず全問正解&理解を目指します!
ここでも動画内の暗記事項等はしっかりとノートに書き写しておくことをオススメしますよ!
③メルカリ問題集、NSCAコンテンツ動画を視聴してわからなっかところをNSCA教科書を読んで潰していきましょう!
「なんでこうなるのか」というところまで理解できたら、各章の最後にある練習問題を解き、じぶんの理解度をチェックします。
ここの練習も必ずすべて正解できるようにし、解説がないので、間違えたところは教科書の該当箇所を探してください!
④テストでは暗記していないと答えられない問題が多々あります。
ex,「パワーエクササイズに必要な天井の高さは?」
「緊急時計画の手順」
「筋持久力が目的の場合、適切な休息時間は?」
「高血圧のクライアントの適切な重量、レップ数」
上記はほんの一例にすぎませんが、こういった問題は暗記していないと解けないので、必ず受験までには覚えるようにしてください!
テストを受けた感想
・セッションを実際に行うときに必要となる知識を問われる問題が多かった
・手応えはなかったが予想より高いスコアで合格できた
・「ケースによってはこの選択肢正解とも捉えることができるな」
「2つまでは絞れるけど残り1つの判断がなかなかつかない」
といったことが前半問題にあったので、かなり焦りました(汗
判断がつかない場合はその問題にマークをつけて後で戻ることもできるので、とりあえず一通り解き終わってからマークをつけた問題を解きました!
・セッションを実際に行うときに必要となる知識を問われる問題が多かった
実際に現場に出たときに遭遇するであろうケース問題がかなり出題されていました。
著作権の関係で詳細は答えられませんが、高齢者のクライアントや高血圧のクライアント、既往歴や肩のインピンジメントをもった特別なクライアントに対してどういうトレーニングをするべきかといったところは確実に押さえておきたいところです。
・手応えはなかったが予想より高いスコアで合格できた
正解かどうか自信がもてない回答がかなり多かったので合格ギリギリと思ったのですが、スケールドスコア82点での合格だったので余裕をもって合格することができました!
繰り返しになりますが、なぜこうなるのか?なぜこれがダメなのか?というところまで理解が進むと合格に近づくと感じましたよ。
まとめ
・メルカリの問題集を解く
・有料動画を視聴する
・わからない箇所は教科書で理解する
・スキマ時間で暗記事項を記憶する
NSCAの試験に合格すると後日認定証が送付され、トレーナーの損害賠償保険加入や名刺作成などといったトレーナー活動をしていくうえで必要となるサービスも利用できるようになります。
それに、お客さまを指導する上でも自信にもなりますし、お客さま目線でも信頼に足るトレーナーの証明にもなり得ます。
また、いまではNSCAに所属するパーソナルトレーナーなんだという自覚も芽生えてきました!
本記事を読んで試験合格の参考にしてもらえたら幸いです。
長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
コメント